Since 1975:環境、人権、アート、ノンフィクションなどの書籍を出版。発行点数520点。地域の相互扶助を促す「月刊マイ奈良」創刊37年480号

新なにわ塾叢書⑤

税込価格:2,160円

大阪に東洋1の

撮影所があった頃

講話者:安井喜雄、笹川慶子、芦屋小雁、橋爪紳也、船越幹央、藤井康生、増田周子、阪本順治

編著者:大阪府立大学観光産業戦略研究所

    +関西大学大阪都市遺産研究センター

    +大阪府

    +新なにわ塾叢書企画委員会(橋爪紳也・薮田貫・音田昌子・江島芳孝)

 

版型/頁:新書判ソフトカバー /499頁

ブックデザイン:鈴木一誌+上村隆博

ISBN:9784833907057

新なにわ塾叢書
その他の本

 

第1章 わが映画人生を語る

~ 安井喜雄氏 インタビュー インタビュア…笹川慶子~

安井喜雄(やすい・よしお)

プラネット映画資料書館代表。神戸映画資料館館長。研究活動と共に貴重なフィルムを始めとしてポスターや関連書籍、雑誌などを収集。現在、質、量共に充実し、国の内外から注目を集める。

 

笹川慶子(ささがわ・けいこ)

関西大学文学部准教授。同大学大阪都市遺産研究センター研究員。専門は映画史、映画美学。著書に『大阪映画文化の誕生』(関西大学大阪都市遺産研究センター)、共著書に『映画観客へのアプローチ』(森話社)、共訳書に『フィルム・アート─映画芸術入門』(名古屋大学出版)などがある。

第1章目次

 

・映画の良さが分かりはじめた中学生時代

・学生時代 日本映画鑑賞会をはじめる

・'95年堂山町にプラネット・スタジオ・プラスワン誕生

・映画人が集う

・資料収集に苦労あり

・幻のフィルムはどこに?

・60~70年代に支持集めた名画座

・万博景気で乱立したPR映画製作会社

・フィルム・ライブラリーの現状は?

・若い人が来なくなったら映画は終わりじゃないかな

第2章 日本の映画王になれなかった男

 ~山川吉太郎のサクセスと没落~

笹川慶子(ささがわ・けいこ)

関西大学文学部准教授。同大学大阪都市遺産研究センター研究員。専門は映画史、映画美学。著書に『大阪映画文化の誕生』(関西大学大阪都市遺産研究センター)、共著書に『映画観客へのアプローチ』(森話社)、共訳書に『フィルム・アート─映画芸術入門』(名古屋大学出版)などがある。

第2章目次

 

・大阪の映画製作史

・山川吉太郎の夢─帝国キネマ演芸

・映画街づくりに奔走した山川《帝キネ前史》

・斬新な日本映画を目指す

・関東大震災後 メジャーへの階段を駈けのぼる

・帝キネの看板スター 褌チラ見せの市川百々之助

・帝キネの絶頂

・帝キネの没落

・旧帝キネ派の必死の抵抗

・帝キネの終焉

・質疑応答

第3章 花開く大阪キネマ文化

笹川慶子(ささがわ・けいこ)

関西大学文学部准教授。同大学大阪都市遺産研究センター研究員。専門は映画史、映画美学。著書に『大阪映画文化の誕生』(関西大学大阪都市遺産研究センター)、共著書に『映画観客へのアプローチ』(森話社)、共訳書に『フィルム・アート─映画芸術入門』(名古屋大学出版)などがある。

第3章目次

 

・はじめに

・大阪映画文化の誕生とその変遷

・【大正初期】

・【大正末期】

・【昭和初期】

・映画館の記憶

・肥田皓三先生について

・松竹座、大阪劇場、北野劇場─など肥田皓三史インタビュー

・ミナミに進出した東宝の封切館、南街劇場

・『スミス都へ行く』と大東亜戦争

・封切りが観れなかった藤沢桓夫の『新雪』

・待望のアメリカ映画が戻ってきた

・山田幸平先生について

・市川百々之助 山田幸平氏インタビュー

・江南キネマ

・常盤座

・九条新道の映画館

・新世界の映画館

・『キネマ旬報』と南方熊楠

・生徒の映画鑑賞を禁止した大阪教護連盟

・坂本健一さんについて

・青空書房、坂本健一氏インタビュー

・天満界隈の映画館

・おわりに

第4章 大阪の風景と戦後日本映画

芦屋小雁(あしや・こがん)

神戸映画資料館名誉会長。喜劇俳優。舞台公演・テレビ・ラジオなどで活躍。日本有数の映画コレクターとしても有名。著書に『シネマで夢を見てたいねん』(晶文社)などがある。

 

橋爪紳也(はしづめ・しんや)

大阪府立大学21世紀科学研究機構教授。同大学観光産業戦略研究所所長。著書に『絵はがきで読む大大阪』(創元社)、『「水都」大阪物語』(藤原書店)、『ゆく都市くる都市』(毎日新聞社)、『大阪の教科書』(監修、創元社)ほか多数。

 

船越幹央(ふなこし・みきお)

大阪歴史博物館学芸員。専攻は、日本近代史。主な著書に『看板の世界』(大巧社)、『大阪の橋ものがたり』(共著、創元社)など、主な展覧会に「阪神タイガース展」「大阪/写真/世紀」などがある。

第4章目次

 

・主催者挨拶

・『アチャコ青春手帖大阪篇』

・アチャコさんとの共演の思い出

・映画との出合い

・よく見た映画のジャンル

・最初の出演映画

・撮影現場の記憶

・“B級”映画を残すために

・『大阪百景』

・映画宣伝用パンフレットなど、資料をもとに…

第5章 「反骨魂」と大阪映画

藤井康生(ふじい・やすなり)

大阪市立大学名誉教授。主な著書に『幻想劇場─フランス・バロック演劇の宇宙』(平凡社)、『東西チャンバラ盛衰記』(平凡社)、『神戸を読む』(晃洋書房)、訳書に『魔笛─秘教オペラ』(白水社) などがある。

第5章目次

 

・はじめに

・大坂城の落城と『大坂城物語』および『真田風雲録』

・元禄時代と『女殺し油地獄』

・幕末(大塩平八郎の乱)と『風雲天満動乱』

・明治時代と『王将』

・大正時代(新国劇の創立)と『殺陣師段平』

・昭和モダニズム時代と『浪華悲歌』

・終戦直後の時代と『夜の女たち』

・高度経済成長期と『がめつい奴』

・終わりに

第6章 大阪の映画と文学

増田周子(ますだ・ちかこ)

関西大学文学部教授。専門は日本近現代文学、大正・昭和文学研究・関西文壇研究。著書に『宇野浩二文学の書誌的研究』(和泉書院)、共著書に『小林天眠と関西文壇の形成』(和泉書院)などがある。

第6章目次

 

・谷崎潤一郎『春琴抄』

・山崎豊子『暖簾』

・山崎豊子『ぼんち』

・宮本輝『泥の河』

・宮本輝『蛍川』

・宮本輝『道頓堀川』

第7章 海を越えるサカモトism

 ~日本映画の今とこれから~

阪本順治(さかもと・じゅんじ)

映画監督。1989年、『どついたるねん』で第32回ブルーリボン賞最優秀作品賞を受賞。

『顔』では、日本アカデミー賞最優秀監督賞、キネマ旬報ベストテン第1位など、主要映画賞を総ナメに。その後も『KT』『亡国のイージス』『闇の子供たち』『座頭市 THE LAST』『大鹿村騒動記』など多数の作品を手がける。最新作は、湊かなえ原案、吉永小百合主演の『北のカナリアたち』。

第7章目次

 

・映画の今。東日本大震災後、映画人に何ができるのか?

・中村勘三郎さんの思い出

・若山富三郎さん、勝新太郎さんから教えられたこと

・新世界の三部作

・映画の未来について。デジタル化に要注意

・阪本監督製作のDMZ国際ドキュメンタリー映画祭、宣伝用短編映画

資料編

・講演者から塾生に配布されたレジュメ

【第2章】日本の映画王になれなかった男(写真8 大阪時事新報 1930(昭和5)年10月1日2面)

税込価格:2,160円

 

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